「マリー、デイビットから聞いたんだけど、君は(語学の)相互学習ができる
大学院生を探してるんだって?」
「そうなの。見つかった?私ももう待てないの。」
「見つかったのは見つかったんだけど、君が満足かどうか分からないな。」
「まだ誰なのか言ってくれてないじゃない。」
「男性で、歴史学科で。」
「その人(彼は)テニスをするのが好きで、ぼくと同じように。」
「ほんと?私はいつ彼に会えますか?」
「もし、君が彼に会いたいのなら、今すぐ大丈夫だよ。」
「何もったいつけてるの?私達今すぐ行きましょうよ!」
「行く必要ないよ。もうすでに来てるから。」
「来てる?どこに?」
「”远在天边, 近在眼前”(求めるものはすぐ目の前にある)。」
「求めるものはすぐ・・・あなたが言ってるの、王峰?」
「どうしたの?ぼくじゃ役不足かな?」
「もちろん充分よ。デイビットが言ってたわ。あなたは、学部で
優等生だと。ただ相互学習として私は及ばないかと心配したの。」
「日常会話の練習を手伝って下さい。君なら難しくないよね?」
「なら決まり!」
先生は見つかりましたか?―D
先生は見つかりましたか?-R
先生探しを手伝って-T